井の頭公園
井の頭公園に昨日行きました。
家の近所ではありませんが、都内の桜の名所の一つです。
正式な名称は井の頭恩賜公園で、JR吉祥寺駅から徒歩5分です。
桜
公園の中には東西に伸びる大きな「井の頭池」があり、特に池の東半分の畔の桜が有名で、ボートからの花見も楽しめます。
今週末は見ごろですが、東京都知事から週末の外出自粛要請が出たため、例年の人出とはならないでしょう。
ボート乗り場は待ち時間なしで乗れる様でした。
しかし、この公園も当然ながら花見の宴会はコロナウィルス対策のため禁止です。
広場でシートを広げている人はいません。
動物園
動物園は開園していましたが、「モルモットふれあいコーナー」などのイベントは3月31日まで中止です。
お茶の水
中央線のお茶の水駅ではなく、井の頭池の西の端にお茶の水と呼ばれる湧き水があります。
立て看板の説明文は以下のとおりです。
井の頭池は豊富な湧き水に惠まれ、かつては三宝寺池、善福寺池とともに「武義野三大湧水池」と呼ばれていました。
徳川家康がこの池の湧水を関東値一の名水とほめてお茶をいれたという伝説から「お茶の水」という名が付いたともいわれています。
現左では語水滅少のため、地下水をポンプでくみあげています。
神田川起点
西端のお茶の水で湧いた水は井の頭池を通り、東端から神田川へ流れて行きます。
説明文は「ここが神田川の源流です 神田川は善福寺川、妙正寺川と合流して隅田川に注いでいます」となっています。
スポーツ施設
雑木林を抜けていくとスポーツ施設があります。
雑木林は都内とは思えない静けさを味わえる場所です。
200メートルトラックの競技場はイベントがなければ誰でも自由にジョギングできます。
テニスコートは砂入り人工芝が8面あります。
三鷹の森ジブリ美術館
テニスコートの更に奥まで進むと三鷹の森ジブリ美術館がありますが、4月28日まで休館です。
弁天様
井の頭池の畔に戻ると弁天様があったのでお参りしました。
弁天様の奥には銭洗い弁財天もあり、コインを洗うことができました。
歌の碑
アップライト・ピアノの形をした、中田喜直の歌碑が弁天様の近くにあります。
歌碑の正面には「ちいさい秋見つけた」(サトウハチロー作詞、中田喜直作曲)の楽譜が刻まれています。
裏面の説明は以下のとおりでした
中田喜直(なかだよしなお)1923~2000 作曲家
歌曲、童謡、合唱曲、ピアノ曲、校歌など2000曲以上を作曲。
代表曲である「めだかの学校」「夏の思い出」「ちいさい秋みつけた」(1955年発表)は、日本の歌百選に選ばれている。
池の畔を進むと別の歌碑がありました。
これは、「カラスなぜなくの」で始まる童謡「七つの子」や「赤い靴」、「雨降りお月さん」などを作詞した野口雨情(のぐちうじょう)の歌碑でした。
歌碑の左下の説明文は以下のとおりです。
野口雨情氏は明治太正昭和にわたり民謡童謡の世界に偉大な足跡を残した詩人で深く自然を愛し当時まだ武蔵野そのままの吉祥寺に童心居を建て数多くの名作を生んだ 民謡は土の自然詩である これが氏の信條であり全作品に漲る特色であったこの地井之頭は氏が朝夕散策愛でて措かなかった処である
以上、井の頭公園を散歩して見つけたものをご紹介しました。
コロナウィルスが治まったら、是非お出かけ下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。