いつまでも元気

健康長寿のための実践や気づきを主とするブログです。

荏原町駅から旗の台駅付近を散歩

今回は荏原七福神の中で西の方角に位置する3つの寺社へ行ってきました。

祀られている七福神と寺社の名前等は以下のとおりです。

  • 恵比寿 法蓮寺 品川区旗の台3-6-18 
  • 寿老人 摩耶寺 品川区荏原7-6-9 
  • 大國天 小山八幡神社 品川区荏原7-5-14

恵比寿 法蓮寺

恵比寿が祀られている法連寺は大井町線の荏原駅のすぐ北側に位置しています。

 

 法連寺の入り口の石碑には日蓮宗であることが刻まれています。

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寺の由来は鎌倉時代にまで遡るとのことです。

開山は鎌倉時代中期、日本が蒙古襲来の脅威にさらされていた文永年間(1265~75年)のこととされ、八幡太郎義家の子孫というこの地の豪族荏原氏の館に創建された寺だったという言い伝えがあります。

引用元: 荏原七福神会

しながわ百景にも指定されています。

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入口のそばの立札には、徳川11代将軍の家斉と当寺の住職が、境内で角力を取り、将軍に勝ったという伝承が記されていました。

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本堂はかなりの威容があります。

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境内に七福神の一人である恵比寿を祀った祠があります。

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ご利益として「商売繁盛、交通安全、家運隆昌、家内安全」が掲げられてしました。

寿老人 摩耶寺

 寿老人の祀られている摩耶寺へは法連寺から歩いて20分弱です。

 

摩耶寺には寿老人が祀られていて、正月の七福神めぐりの時期には休憩所にて甘酒が配られるそうです。寺の開山は約350年前という歴史のあるお寺です。

寿老人とは「延命・長寿と福徳をもたらす神」です。
荏原七福神の中で、寿老人だけは常設の石像や祠を見つけることができませんでした。

摩耶寺の本堂は静かな佇まいでした。

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本堂に近づくとその扉の色が鮮やかな青色だつたことが印象に残りました。

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摩耶寺の摩耶とは釈迦の生母のことです。
1678年に造られた、摩耶の木彫りの立像が当寺には保存されています。

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大國天 小山八幡神社 

大國天の祀られている小山八幡神社は摩耶寺のすぐ近所でした。

 

小山八幡神社も、しながわ百景に指定されています。
伝承では鎌倉時代から続いている神社だそうです。

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石段の上に鳥居です。

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手水処はコロナウィルス対策のため、使用不可で柄杓は片付けられていました。

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本堂の周囲は高い樹木で覆われていました。

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本堂の左右にある巨大なシイの木は品川区指定天然記念物になっています。

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本殿の左奥に七福神の内の一人である大國天が祀られた祠がありました。
他の七福神の祠に比べると、かなりの大きさがあります。

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近づくと、表札にも提灯にもはっきりと「大國天」と記されています。

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「だいこくてん」というと「大黒天」という漢字を思い起こしますが、この小山八幡神社のように「大國天」や、または「大国天」の文字も神社では使われるようです。

大黒天 だいこくてん
(中略)

神道では大国主命 おおくにぬしのみこと と大黒天を結び付け、大国天とすることもあります。
神社にまつられる七福神では大国天が多いようです。 

引用元: 仏様の世界

おわりに

健康のために家の付近を散歩していると、 今まで気が付かず見過ごしていたことが沢山あることを認識できています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。